いのち

2015.11.26


11月26日

瀬戸内寂聴さんの日常を追ったNHKスペシャル
「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」を深夜VTRにて観賞。
93歳になる寂聴さん、昨年は激しい腰痛におそわれたり
ガンの手術を受けたりの年だった。
そして一年ぶりの執筆活動に向かう、その日常を記録した
プライベート映像。
ガン宣告から闘病中の姿、そして懸命のリハビリを経て
再起に向かう日々を至近距離から記録。
51歳で出家し仏の道を歩む中、大病を経験しての死生観の変化
そしていまなお書きたい事があふれているという執筆活動への意欲
衰えぬ講演会での圧倒的な人気、お肉をガンガン食べてお酒もたしなむ。
そんな中、新しい小説のタイトルは“いのち”に決まった。
密着映像で描かれた瀬戸内寂聴さんの93歳の素顔、頭が下がります。
もうすぐ還暦の俺だけど、この映像を見たら60歳などまだまだ
「はな垂れ小僧」なのだと痛感させられた。
しかし、ここまで踏み込んだ撮影が出来るのは瀬戸内さんが
よほどディレクターを信頼しているということなのだろう。

昨日は前日より最高気温が10℃ちかく下がった、日中は7~8℃
くらいしかなかった。
まあ寒かったです、といっても11月下旬を考えるとこれが当たり前
なのだけれど。
久々に夕食は“トマト鍋”!美味い!暖まる!
仕上げのリゾットも最高でした。

ひとつのニュース

2015.11.23


11月23日

フランス・パリでの同時多発テロから10日たった。
連日、犯人関係やその背景についてのニュースが大々的に
報じられている。
そしてイスラム教徒への差別も広がっている。
そんな中こんなニュースが入ってきた。
パリの事件現場近くの献花台の側に、目隠しをしたイスラム教徒の
男性が立ち、「私はイスラム教徒です。人々は私をテロリストだと
言います。私はあなたを信じています。もしあなたが私を信じて
くれるならハグして下さい。」と書かれたメッセージを足元に置いて
立ち尽くしていました。
すると次々と市民たちがハグをしていきました、涙が止まらなかった。
世界を壊そうとする人がいる、そして世界と手を繋ごうとしている
人がいる、何度も言います、暴力や憎しみでは何も解決しないのです。

日本相撲協会の理事長、北の湖さんが九州場所開催中に大腸がん
からの多臓器不全で急逝した。まだ62歳という若さだった。
その現役時代の強さはすでに伝説となっている、とにかく太々しく
憎らしいほど強かった。
当時の子供の好きなもののたとえで「巨人・大鵬・卵焼き」という
フレーズがあった。
それをもじって「江川・ピーマン・北の湖」というのもあったとの事
(これは知らなかったです・・)。
しかし、素顔の北の湖さんは優しく思いやりがあり人望の厚い人だった。
不祥事や人気凋落などの逆風が吹く中、大相撲復権のために身を削って
尽力を尽くした、その苦労は想像を絶するものだったにちがいないです。
土俵から倒した相手に手を差し伸べなかったのは、相手を尊重した
本当の優しさだった。なんとも深いです。
また“昭和のヒーロー”が逝ってしまった。
ご冥福をお祈りいたします。

やったぜ!公立の星!

2015.11.18


11月17日

明治神宮大会・高校の部はなんと公立高の高松商業が
見事な優勝を飾った。
私立勢の札幌第一を撃破したのを皮切りに
全国トップクラスの強豪の大阪桐蔭、
敦賀気比を倒しての見事な初優勝。
今年の大会は常連の浦和学院や期待の仙台育英が
出場しなかったので(すんまそん・・勝手な思い入れです)、
球場に足を運ぶこともなくそれほど注目もしてなかった。
俺が高校野球に夢中になり始めた中学時代の頃は、
香川と云えば高松商業だった。
それはそれは強かった、いや香川だけではなく
“四国のチーム”はどこも強かった。
だから古豪復活は本当に嬉しい、しかも公立校というところに
価値があるのだ。
決勝戦はBS朝日で生中継をやっていた、敦賀気比のそつのない
野球に8回表で0-3で完敗の雰囲気だった。
TV観戦はそこまで、後ろ髪を引かれる思いで仕事へ向かう。
仕事場でふと思い出して携帯で結果を検索したら何と8-3の
見事な逆転勝ちをしていた。
相手のエースはプロも注目の投手、それを打ち砕いての
逆転勝利だからたいしたものだ。いや~~~お見事でした。

先日、京都でよく行くラーメン屋さんの“新福菜館”が東京にも
開店した(だいぶ前らしいっす)というので、さっそく行ってみた。
京都と同じ味で懐かしいやら嬉しいやら、ヤキメシの香ばしさも
ばっちりでした。

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