大坂なおみV

2021.02.21


2月20日

テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で
世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が
同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を
2−0(6−4、6−3)で破り、
2年ぶり2度目の優勝を果たした。

4大大会は昨年の全米オープンに続く連勝!
通算4度目のVとなった。
大坂は第1セットは接戦となったものの、なんとか先取。
ミスが続く場面でも決して崩れなかった。
第2セットでも先にブレークするなど4ゲームまで連続で奪うと
最後まで冷静に押し切った。

準決勝でセリーナ・ウィリアムズに圧勝して、
決勝の勝率100%と言ったテニス評論家の方もいたが、
まさにその通りとなった。

4回戦で、マッチポイントを握られ絶体絶命時も、
粘って粘っての逆転勝利が実に印象的だった。

今大会では、メンタルの強さが際立っていた。
これまで窮地に追い込まれると自分から崩れていった場面が
まったく見られなかった。
貫禄、余裕、落ち着き、風格、
そのどれにも当てはまる存在感だった。
“大坂なおみ時代”の到来を予感させる、そんな大活躍だった。

閉塞感漂う昨今、久々にスポーツが人々に勇気と感動を与えてくれた!

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