ノーベル文学賞

2016.10.14


10月13日

スウェーデン・アカデミーは13日、‘16年のノーベル文学賞を
アメリカのシンガー・ソングライター、ボブ・ディランに
授与すると発表した。
115年にわたる同賞の歴史の中で、シンガーの受賞は初めてだ。
こいつは驚いた、文学界では賛否噴出らしいが
時代も変わったと実感した。
時代に媚びず、独特のしわがれ声でギターをかき鳴らし
フォークにとどまらず、ロックやカントリーを取り入れた
独自の音楽の世界を構築、いまなお新譜を出して世界中を
飛び回っている姿は唯一無二な存在だ。
ビートルズにスプリングスティーンそしてU2など世界的な
アーティストに多大な影響を与えたその功績も偉大だ。
中学で洋楽にのめり込み、ラジオのヒットチャートを聞きまくり
自分でノートに毎週ベスト10をつけていた頃は英語もろくに
判らなかったから、歌詞などどうでも良かった。
ただサビのフレーズが格好良くて覚えやすかったら
それが正解だと思っていた。
大学に入り最初にバンドを組んだ高橋から聞かされた
“スプリングスティーン”に衝撃を受けた。
歌詞の重要性を初めて知った。
そんな彼に最も影響を与えた人なのだ。
あるシンガー・ソングライターは一曲の歌詞を書く時
10ページくらいの文章を書くと言っていた。
まさに歌詞は短編小説なのかもしれない。
ディランの名作「風に吹かれて」の詞は時代を越えて
今なお人々の心を動かしている。

ポストシーズン

2016.10.07


10月6日

昨日からメジャーリーグで一番熱い季節
“ポストシーズン”が始まった。
約一ヶ月間にわたるワールドチャンピオンへの
長い道のりがスタートした。
雪が舞い散る3月に開幕して、春から夏そして秋と
めまぐるしく季節を駆け抜け、ワールドシリーズの
頃には再び吐く息が白くなっている。
これに移動時に時差が加わるという何というタフさ、
やはりメジャーは半端ないぜ!
まずはディビジョンシリーズの前のワイルドカード対決、
ワンゲームマッチはまるで3勝3敗で迎えた第7戦の
ような緊張感あり。
昨日のアリーグ対決は、ブルージェイズが2−2からの
延長11回裏、主砲エンカーナシオンのサヨナラ3ランで
劇的な勝利!
そして今日はナリーグの対決、メッツの剛速球エース・
シンダーガードにジャイアンツのタフネス豪腕バムガーナー
というリーグを代表する大物エース同士の激突!
深夜、ビデオ観戦へ、期待通りの見応え抜群の投手戦だった。
0−0でシンダーガードが降板後、絶対守護神ファミリアが
まさかの3ラン被弾、バムガーナーが完投シャットアウト
にてジャイアンツが地区シリーズへ進出。お見事でした。
これからがまた楽しみだぜ!
ちなみに本日、最高温度が30℃を越え真夏日でした。
一昨日も30℃以上だったので、10月に入って二度目の
真夏日だった。一体どうなっちゃってるんだ・・

快挙に引退

2016.10.03


10月3日

国内最高峰の女子ゴルフ大会、第49回日本女子オープン選手権にて
茨城・ルネサンス高校3年の畑岡奈紗さんがアマチュア選手
として国内大会メジャー史上初の優勝を飾った。
また17歳263日での優勝は、平瀬真由美の20歳27日を
大幅に更新する国内メジャー最年少Vとなった。
守るものはなにもない17歳は攻めて攻めて攻め抜いた。
一流プロたちが苦戦していた上がりの2ホール、
17番18番のプレーはお見事そのものだった。
これぞまさしく怖いもの知らず!
ジムのランニングマシンで走りながらの観戦は
興奮しっ放しでついついピッチも上がってしまった。
このまま順調に伸びて行って世界で戦えるプレーヤーに
なって欲しいぜ!
この大会、10位タイまでにアマチュア選手が3人も入った。
頼もしい限り、世代交代や新陳代謝で切磋琢磨して、
もっともっと日本女子プロのレベルが上がれば良いのだ。

一昨日の晩、何気なしに見ていたスポーツニュースで
プロ野球を引退するプレーヤーの特集をやっていた。
もうそういう季節なのだ、任意引退に戦力外通告・・
ドラフトで入って来る新しい選手の数だけはじき出されるのだ。
プロの世界の非情さと厳しさが垣間見える。
それでも引退セレモニーを行ってもらえる選手は幸せものだ。
現役最後の日、自宅からの密着取材、家族に見送られて
スタジアムへ、最後の打席やマウンドでの勇姿を特別席にて
家族が声援を送る。
引退セレモニーで子供たちを感動のハグ!
一流選手のみに与えられた最後の晴れ姿。
ニュース・スタジオに呼ばれたプレーヤーに娘からの
感動の手紙にこちらまでもらい泣きしてしまった。
しかし、人間は寿命を全うするまで引退はない。
まだまだ人生は続くのだ。頑張れセカンドライフ!

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