2018.05.05
5月5日
ギタリストの井上尭之さん死去のニュースが流れた。
昨年の05月、ムッシュかまやつさんの「お別れ会」で
スパイダースのメンバーとして元気にギターを弾かれている姿が
今だに目に焼き付いています。
約40年前、この業界に入った俺は右も左も分からず
ただ焦っていた。
そんな頃、東京でのマネージメント・オフィスだった
「ウォーター・エンタープライズ」の社長でミュージシャンだった
井上尭之さんに、優しく手を差し伸べてもらい正しい方向へと
導いていただきました。
今の俺が存在するのは「尭之さん」のおかげと云っても
過言ではありません。
六本木のオフィスで紹介された“ショーケンさん”の格好良さと
“松田優作さん”の握手の力強さは忘れられません。
ブルースとギターをこよなく愛し、日本における“サポートバンド”の
形を確率された功績はもっともっと評価されても良いと思います。
口癖は「俺ってギター下手だから(笑)」でした。
と言いながらいつもギターを肌身離さず抱えていたのを覚えています。
名シンガーへの曲の提供もたくさんありますが
やはりギターメロディー作りは天才的なものがありました。
「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」は
永遠に不滅です。
驕らず威張らず人の悪口は絶対言わずいつも静かに微笑んでいました。
まるで“仏様”のような人で男として本当に尊敬できる方でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
2018.05.02
5月1日
米老舗ギターメーカーのギブソン・ブランズが
倒産したという衝激のニュースが流れた。
エルビス・プレスリー、B.Bキング、エリック・クラプトンなど
多くのミュージシャンに愛され100年以上も続いたブランドが
消えてしまうのか・・
こいつは大事件です。
ギタープレイヤーの憧れの的で、レスポールはギブソン、
ストラトキャスターはフェンダーとしてギターの最高峰を
位置していた。
あるアメリカのタブロイド紙によれば、一つの要因として
「ロックが死んだ」事だと指摘している。
一般大衆の音楽の聴き方が大きく変わり、ロックは30代以上の
人が聴く歴史の遺物となってしまったとしている。
ゴリゴリのギター・リフを利かせた楽曲がチャートを
賑わすことがなくなった。
代わってシンセサウンドやDJが台頭して来ている。
伝説のギタリストに遭遇することもなく、彼らのように
演奏したいと夢見るギターキッズもいない。
ビッグなロックバンド不在などの理由をあげている。
これが本当の事だとしたらショックだ。
俺はたとえ“古代の遺物”と云われようとも、ロックを愛して
ロックンロールを信じていたい!
それにしても時代の流れというのは・・
大切な物まで飲み込んでしまうのか?
どうにも世知辛い世の中になってしまったものだ。
2018.05.01
4月30日
ゴールデンウィーク前半の最終日、朝からドピーカンで
気温25℃越えの夏日、しかし湿度が低く実に爽やかな一日でした。
そして、今シーズン東京ドーム初見参!
にぎやかな家族連れ、グローブ片手に“取る気満々”の子供達、
ひたすらビールを流し込んで赤ら顔のお父さん、野球そっちのけで
仲睦まじいカップル、微動だにせず真剣にプレーに見入る野球少年、
あ〜〜野球観戦なのだ。
やっぱり、野球はスタジアムで生で観るのに限るのだ。
前回の対戦でまさかの三たてを食らってしまったヤクルトが相手、
すでに昨日まで2連勝していて、ここまで7連勝中、そろそろ
負ける頃かと心配だったが、投打ともにジャイアンツが圧倒!
11-1で快勝した。
いやいやこちらもビールが旨いのなんのでした。
去年はいなかった新戦力たちの野上・ゲレーロ・吉川・岡本が
大活躍、そしてキャプテン坂本ちゃんが4安打、ベテラン亀井も
2安打、今年突然の打撃開眼した小林が攻守に存在感。
しかし今日から王者「広島」との三連戦、今の快進撃が本物か
どうか試されるのだ!
「松坂が勝った」中日・松坂投手が06年以来4241日ぶりでの
国内白星!
6回114球の粘投で8四死球も1失点。
もがいてもがいて苦しんで苦しんでの勝利だった。
なんと打者転向も考え1日300球マシンで打ち込んだ事も
あったとの事。
心からおめでとうと言いたいです!