胸のすく思い!!!
2017.06.25
6月24日
ヤンキースの田中、レンジャーズのダルビッシュの両エースが
メジャーリーグで初めて対決した。
雨でいきなり試合開始が1時間40分以上遅れたが
両投手の素晴らしい投げ合いがジメジメ感を吹き飛ばしてくれた。
6連敗中で6勝目を目指したマー君は8回を被安打3、2四球、
9奪三振で無失点に抑える。
7勝目を狙ったダルビッシュは7回を投げ被安打2、無四球、
10奪三振でこちらも無失点と好投。
ともに勝ち負けはつかなかった。
日本では4度投げ合ったマー君とダルビッシュ
大リーグにて歴史に残る名勝負を演じた。
ダルビッシュは156キロをマークした速球と鋭く曲がる
スライダーで、強力ヤンキース打線を力でねじ伏せた。
マー君はランナーを出しても、低めにていねいに粘り強く投げ、
自分の持ち味を存分に発揮していた。
実に見応えのある投手戦だった。
メジャーの記録によると、過去100年で両軍先発が、3安打以下、
9奪三振以上、無失点の投げ合いを演じたのは、1968年08月26日の
セネターズVSツインズ戦以来の出来事らしい。
なんと100年で2度目という事だ。
ここのところメジャーでの日本人プレーヤーの評価が下がり気味
だったので、久々に“胸のすく思い”だった。