SONG TO SOUL

2017.01.12


1月11日

BS-TBSにて毎週火曜23時からオンエアしている
珠玉の音楽番組「SONG TO SOUL」。
昨晩の放送は「R.I.P. Music Legend~素晴らしい音楽は永遠に」と
題した追悼SP。
2016年の年明け早々、世界の音楽ファンを驚かせた悲報・・
デヴィッド・ボウイの死去。
そしてこの年次々と音楽会の大物がこの世を去った。
グレン・フライ、プリンス、レオン・ラッセル、ジョージ・マイケル他
素晴らしい音楽を残してくれたミュージシャンたちのインタビューや
懐かしい映像などで振り返り、彼らを心から追悼した。
胸にグッと来る素敵なプログラムだった。
そしてこの番組が始まって10年になるという。
懐かしいインタビューもたくさんあった。
その中でも最も印象的だったのが、ザ・バンドのレヴォン・ヘルムの
インタビューだった。
ニューヨーク郊外ウッドストックにある大きなログハウスでの
ライヴとインタビュー。
名曲「オフェリア」「ザ・ウェイト」などを熱唱!
「音楽は古びないものだ。良い音楽は良いものなんだ」
「演奏すればするほど、こういった素晴らしい曲を新しい観衆に
聞いてもらう必要がある」
「良い曲を残さないのは間違いだ、若いミュージシャンのためにも
演奏すべきだ」と熱いメッセージを送ってくれた。
2009年の時のものだ、この時レヴォンはすでに69歳、その3年後に
天に召されてしまったが、その生涯現役を貫き通した生き方は
尊敬以外の何者でもない。
驚いたのはその時のインタビューで、最近ドラムのスティックの
持ち方を変えてみたという事だった。
69歳にしてまだ切磋琢磨を怠らないスタイルはまさに
ミュージシャンの鑑です。
年明け早々、良いものを見せてもらいました。

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