Dearダニー 君へのうた

2015.09.17


9月◯日

見たくて仕方がなかった一本、時間の都合がついてやっと見れた。
ビックカメラのビルの8Fにある「角川シネマ有楽町」へ。
午前中の第一回目にもかかわらずシートは半分くらい埋まっていた。
『Dearダニー 君へのうた』
絶頂期は過ぎたもののスーパースターとして君臨しているダニー
(アル・パチーノ)だが、どこか心は空虚だった。
そんな時、駆け出しの頃にダニーへ書かれたジョン・レノンの手紙が
届く。その手紙に触発され、もう一度自分の人生を見つめ直す旅へ。
ジョン・レノンのナンバーが全編に流れる。
「ワーキング・クラス・ヒーロー」に始まり、「真夜中を突っ走れ」
「ノーバディ・トールド・ミー」「イマジン」「ビューティフル・ボーイ」
「ラヴ」などなど、実に効果的に使われており、いちいちジ~ンと
来てしまったり、にんまりしたり、納得させられたり。
まあ映画の内容云々は色々と意見はあるだろうけど、久々に音楽と
映像の最高のマッチングな一本に出会えて満足でした。
家に帰って、ジョンのCDを聞こうとしてベスト盤を探したが
見つからず、何故か『ロックンロール』のアルバムを聞いてしまった。
一曲目の“ビー・バップ・ア・ルーラ”を聞いて判った。
映画とは全然関係ないんだけど、ジャケットのジョンの出で立ちは
「ジーン・ヴィンセント」なのだ。
彼の中のロックンロール・ヒーローはジーンなのだと
一人で納得してしまった。

RSS

Recent Entries

Archives