台風18号

2014.10.06


10月6日

天高く“皆”肥ゆる秋・・なんちゃって。
10月はさわやかさから云ったら一番の季節、暑くもなく寒くもなく
そして食べ物が美味しい、行楽にも持ってこいなのだ。
しかし、台風シーズンでもあるのです。
大型で強い台風18号は本日午前8時すぎ、浜松市付近に上陸。
昼前にかけて強い勢力を保ったまま、関東甲信越を暴風域に巻き込み
午後には海上に抜けて行った。
そして各地に甚大な被害と爪痕を残していった。
それでも抜けてしまうと、“台風一過”で嘘のような晴天になるのだ。

俺がまだ子供の頃、昭和30年代後半から40年代前半あたりまでは
木造家屋がほとんどだったから、台風が近づくと「雨戸」の上から
長い板を釘で打ちつけ補強したり、停電にそなえてロウソクを用意
したりしたものだ。
夜中に強風で家がギシギシ音を立てて揺れたり、いろんなモノが
外で飛んでいたりぶつかったり、結構ダイナミックに台風を体感
したものだ。
深夜TVなどなかったから、布団を被って「トランジスタラジオ」で
NHK第一の台風情報に耳を傾けていた、アナウンサーの無機質な声が
逆に怖かった印象がある。
つくづく時代は変わったなあと思うのであります。
そしてあらためて、大自然の脅威の前では人間は何と無力なのだろうと
痛感するのです。

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