「 男・清原、炎の魔裟斗 」

2008.10.03


10月1日

オリックス清原和博選手がプロ23年間の現役生活を京セラ
ドームのソフトバンク戦で終えた。
4番指名打者で4打数1安打2三振、最終打席もフルスイングで
“見事”な三振だった。
「華」のある名物プレイヤーがまたひとり姿を消した、いや「華」
のある最後のプレイヤーと言ったほうが正解か!
今のプロ野球選手で引退試合に京セラドームを“即完”出来る
選手が何人いるだろうか?
歴代5位の通算本塁打525本は立派以外の何物でもない、通算三振
と通算死球は1955と196でそれぞれ1位、これもたいしたものだ、
スラッガーの証しだ。
まさに記録に残るより記憶に残る史上最大の無冠の帝王だ。
スポーツ紙のコメントにあった、「ひざへの痛み止めの注射の本数
は、王さんの通算本塁打の868本を超えていると思う」の一言に
壮絶なケガとの戦いが垣間見える。とにかく“お疲れ様”でした。
そして、やっぱり“寂しい”なあ・・・

同じ日、日本武道館での「K-1 WORLD MAX 2008 FINAL」では、
魔裟斗が壮絶な戦いの末、2003年以来5年ぶりの世界王座へ。
準決勝、佐藤嘉洋との試合はもう“決闘”という感じだった。
お互い一歩も引かず、激しい打ち合いで3回にはダウンを奪われ
るも気力と気迫とスタミナで、延長戦の末、判定勝ち。
決勝もアルトゥール・キシェンコに2回左カウンターでダウンを
奪われても、前へ前へ出て、こちらも延長で判定勝ち。
第一人者としてのプライドと執念だったか!
キシェンコとの試合は、もう見ていて涙が出てきた、まさに命を
懸けた男も勝負だった。
清原、魔裟斗、感動をありがとう!

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