深浦加奈子さん・お別れの会

2008.09.25


9月24日

午前中、大泉・東映撮影所にて、映画の衣装合わせ。
ちょっと渋滞すると、同じ都内でも結構時間がかかる、まあ裏道を
使いまくってもあまり効果なしってところですかねえ。
それでもって衣装合わせは思ったよりは時間がかかったけど、
今回も面白そうな“役”だぜ!

打ち合わせの後、17時30分すぎ「深浦さんのお別れ会」の会場へ、
とにかく出席者が多く予定時刻に会が始められなかったほどでした。
演劇関係者が多く、あまり知り合いの人がいなくて、心細かったん
だけど、近くのテーブルに以前出演した映画「いらっしゃいませ
患者さま!」の原監督がいて、深浦さんの思い出話に花が咲きまし
た。チャーミングな人柄だったんだなあと思わせるコメントばかり
で、湿りがちそうな雰囲気になるところを、ぐっと持ちこたえて
くれてました。
人は二度死ぬと言います、最初の死は文字通り肉体の死です、
そして二番目の死はみんなの話題から消えてしまうことだと
言います。今日の会に参加して、彼女にはその二番目の死はないと
確信しました。
会場で久しぶりに飲んだウイスキーの水割りはハラワタにジーンと
来た、時にほろ苦く、時に甘酸っぱく、不思議な味だった。
伊集院さんの文章にあった「生きている、それだけでいいじゃ
ないか!」の言葉がじわりと胸に響いた。
一瞬一瞬を真剣に大切に生きなきゃいけないと心から思った晩でした。

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