『ねむりねこ』

2008.09.15


9月○日

男が憧れ、そして尊敬してやまない「伊集院静」さんの文庫本の
解説の依頼を受けた。
最初はどうしようかとかなり迷ったけど、たまには気合入れて
(いや、いつも色々な原稿は“そのつもり”で書いてます・・)
文章を書いてみるのも良いかなって思い引き受けました。
しかし、これが「ひと夏のプレッシャー」でした。
書いては直し、また書いては直しの作業の連続でした。
小説家の人はこの作業を延々としている訳で、飽きっぽい俺には
短編ものでも到底無理だと気づいちゃいました・・。
それでも、なんとか“カタチ”にして、乱筆乱文誤字脱字の嵐の
原稿を、締め切り間際に滑り込みセーフって感じで入稿。

六本木の小料理屋で初めてお会いした時に、いかに俺が憧れて
いるかを一人でまくしたててしゃべりまくってしまった苦い
思い出やテレビの対談番組で一緒に野球をしたことなど、
とにかく乗りと勢いだけで書き上げてしまった。
まあ文章の上手い人は星の数ほどいるけど、これはこれで
俺らしくて良いかなと一人納得・・!
解説というよりは、憧れの人へのラヴレターみたいになって
しまった・・?
でも刷り上った現物を手にすると、ちょいと感激したり
なんかして!

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