午前のたしなみ・・

2020.10.31


10月31日

28日のドジャースの逆転勝利でワールドシリーズ終了。
ドジャースは‘88年以来の32年ぶりの
ワールドチャンピオンに輝いた。
ドジャーズ・ファンの喜びはひとしおの事だろう。
何しろ、過去3年間で2度ワールドシリーズに出場も、
もう一歩のところで涙を飲んでいたのだから・・
変則シーズンだったが、やはりポストシーズンは
接戦が多くホットだった。
通常なら対戦チームごとにホーム&アウェイで移動日があり、
その都度の立て直しが可能だったが、地区決定シリーズ各5戦、
リーグ優勝決定シリーズ各7戦は移動日なしのぶっ続けだったから、
ほとんど毎日“午前中”観戦が出来た。
さすがにワールドシリーズは同じ球場だったが
しっかりと休養日が設けられていた。
ワールドシリーズ進出のドジャースの選手総年棒は
全30球団中2位で、対するレイズは30球団中なんと28位だった。
アメリカンリーグ・ナショナルリーグの両リーグの
最高勝率同士の対決は文字通り、ワールドシリーズに
相応しかったと言えよう。
しかし選手層の厚さで圧倒的に有利だったドジャースは
やはり強かった、ポストシーズンではまったく力を発揮出来なかった
“大エース”のカーショウが実力通りの活躍を見せたことが
大きかったか!
近年、日本プロ野球もメジャーに近づいたとの論調もあるが、
最高峰の戦いを見るとまだまだという感じだ。
ほとんどのピッチャーが150キロ後半のスピードを出し、
それも微妙に動く。
9番バッターでもツボにはまれば軽くオーバーフェンスする。
走塁のスピード、守備範囲の広さを誇るデフェンス、勝利に対する執念。
どれを取っても及ばない気がした。
いや、それよりなにより『午前のたしなみ』がなくなってしまった
ことが何より寂しいのだ・・また来シーズンへ!

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