尾張春風伝!!

2020.06.17


6月16日

数日前に梅雨入りした日は、午前中はずっと晴れ間があり
“ほんまかいな?”と思っていたら、
夕方にガツンとすごい雨になった。
その後、2日間はまるで春先に戻ってしまったような低温で
肌寒かった。
そして昨日・今日は、ヒ〜〜〜ってくらい暑い日になっていた。
とりあえず「ジョギング日和」・・
でもないな、今度は熱中症に気をつけないと
エライことになってしまう。
それでも日差しが和らいだ頃を見計らって走って、
帰宅後すかさず湯船に浸かって半身浴へ、
さすがに汗がよく出るぜ。
そして本日、清水義範さんの「尾張春風伝」上下巻を読破!
いや〜〜面白かった。
“享保の改革”を庶民に押し付けた徳川八代将軍・吉宗の
最大のライバルだった、第九代尾張藩主・徳川宗春の
波乱万丈の生涯を綴った痛快時代劇小説。
人間に規律をあてはめ、禁欲を求めた将軍吉宗に対し、
人の欲望を肯定した政治で庶民の喝采を浴びた
破天荒な殿様・徳川宗春。
その前半はまさにロックンロール!
しかしクーデターにより失脚してからはブルースそのものだった。
しかし、彼の政治姿勢は現代社会でも通じるものがあった。
清水さんの小説は80年代後半から読みまくった思い出がある。
短編ものが多く、ツアーの移動中の読書にはぴったりだった。
『蕎麦ときしめん』『永遠のジャック&ベティ』『アキレスと亀』
『イエスタディ』『バールのようなもの』『やっとかめ探偵団』などなど
いや〜〜あげたらキリがなくなってしまった。

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