最終回!
2017.09.30
9月30日
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」が本日最終回。
いつもは撮りためておいた録画を見るのだが、
本日最終回ということでオンタイム観賞へ!
笑顔に包まれて、ささやかな幸せにじんわりとさせられた
最終回だった。
これで5期続けての朝ドラ完走です!
ここ数作の王道パターンだった「ある職業を目指すヒロイン」
「偉業を成し遂げる女性の一代記」とは違い、実在の人物を
モデルにしないオリジナル作品だった。
悪人が登場しない心温まる世界を淡々と紡ぎ出し、派手さは
なくとも丹念な日常描写と、登場人物のキャラクターを
深く掘り下げて見せて、視聴者の心を掴んで離さなかった。
ヒロイン「谷田部みね子」を演じた有村架純さんの笑顔に
毎朝どれだけ癒されたことか。
そして元気をもらえた。
テーマソングはいかにもの“桑田節”を聞かせてくれたし、
ナレーションの増田明美も実に良かった。
普通の人たちのささやかな幸せと悲しみにその都度共感し、
そのハッピーエンドを貫く姿に胸を打たれた良いドラマだった。
20日に発売された「ビックコミックオリジナル」19号で、
同誌の看板作品であったジョージ秋山氏の『浮浪雲』が
最終回を迎え、約44年にわたった連載に幕を閉じた。
幕末の東海道・品川宿が舞台。
物事に執着せず、ふわりと生きる問屋場の頭“浮浪雲“を主人公に、
男女の機微や庶民の喜怒哀楽を描いた時代劇漫画。
夫婦間の問題や子供の教育、男の生き方から女の口説き方まで、
そのまんま”現代“を生きるヒントやアドバイスに溢れていた。
男なら誰でも浮浪雲に憧れ、あんな生き方をしたいと願ったものだ。
まさに男の人生の教科書のようだった。
ジョージ秋山大先生、本当にありがとうございました!!