25年目
2017.04.25
4月25日
尾崎豊さんが亡くなって、今日で25年が経ちました。
もう四半世紀が経ってしまったという事だ、早いものだ。
亡くなった当日、山形でコンサートのリハーサルを終えて
楽屋でくつろいでいたら、マネージャーが「大変な事が起きた、
尾崎が亡くなった・・」と大声で叫びながら駆け込んで来た。
びっくりした、ショックだった、同じ音楽の第一線で
活躍していたシンガーが突然亡くなってしまうとは
なかなか現実が受け入れられなかった。
ついこの間、宝島社から出版された「尾崎豊 Forget me not」にて
インタビューを受けていたので尚更、色々な事が思い出されてしまう。
メッセージ性の強い楽曲で若者に熱狂的な人気を誇った彼の素顔を
知っている人は意外と少ない。
気難しい印象やカリスマとしての神秘性ばかりが先行しがちだったが
普段の彼はよくしゃべりよく笑うごく普通の若者だった。
俺のコンサートもよく見に来ていた、打ち上げでも大騒ぎしていたっけ。
屈託のない笑顔が今でも思い出されてならない。
いま生きていたら、どんな事をしていたのだろう、どんな曲を
書いていたのだろう、どんな文章を書いていたのだろう、
どんな酒の飲み方をしていたのだろう。
いずれにしても彼の作った名曲たちは永遠に不滅で
いつまでも光り輝いていることだろう。