J.ガイルズ 逝く
2017.04.15
4月14日
J.ガイルズ・バンドの元リーダーでギタリストのJ.ガイルズが
火曜日(11日)米マサチューセッツ州にある自宅で
死亡しているのが発見された。
死因はまだ明らかになっていないが、事件性はないとの事。
71歳だった。
ブルースを基調にした“いかにも”のアメリカンロックを
展開したバンドだった。
確かな演奏力はもちろん、ライヴにおける存在感は抜群で
何枚かリリースしている「ライヴ盤」はいずれも名盤と云えよう。
オリジナルを作り始めたアマチュア時代から
メジャー・デビューした初期あたりまでは
彼らの楽曲のアレンジを随分参考にしたものだ。
もちろんライヴ・パフォーマンスも!
ヴォーカルのピーター・ウルフ、ブルースハープの魔術師だった
マジック・ディック、バンド後期の音楽性を形作ったキーボードの
セス・ジャストマンなどなど、強烈な個性を持ったメンバーを
よくまとめていたものだ。
いつも真っ黒なサングラスをかけていて、無表情にひたすら
ギターのカッティングをしていた姿が実にクールだったぜ!
シンプルで分かりやすいイントロ・フレーズ、いぶし銀のような
ギターのリフ、怒濤のカッティング、なんだかんだ言っても
やっぱりロックンロールはギターなんだなと納得させてくれた。
大好きなロックンロール・バンドのギタリストがまた一人・・
逝ってしまった。
でも彼が残した音源は永久に不滅です“合掌”

