ルーズヴェルト・ゲーム

2016.11.04


11月3日

第7戦までもつれ込んだワールドシリーズ最終戦は、
シカゴ・カブスがクリーブランド・インディアンスに
延長10回、8-7で競り勝った。
カブスは1908年以来108年ぶりの世界一に輝いた。
ついに“ヤギの呪い”がとけた!
長く厳しく苦しかった分だけ、選手もファンも
積年の思いがはじけた。
凄い試合だった、まさに総力戦にて死闘だった。
6-3からの8回裏に追いついたインディアンス、
雨の中断にも集中力を切らさず10回表に勝ち越したカブス、
どちらもお見事。
カブス・マッドン監督にインディアンス・フランコーナ監督の
両名監督の采配も光っていた。
久しぶりに見応えたっぷりのワールドシリーズだった。
8-7の試合をルーズヴェルト・ゲームと呼び
最高に面白いゲームとされている。
正確には4-7から逆転して決着がつくというのがその由来らしい。
今シリーズは1勝3敗の崖っ縁から3連勝して大逆転した
カブスのシリーズそのものが“ルーズヴェルト・ゲーム”
だったのではないだろうか!
両チームの救援陣でひときわ光っていた、カブス・チャップマンに
インディアンス・ミラーはともに7月までヤンキースに在籍していた。
これをヤンキース・フロントはどう思っているのだろうか?
試合には出場出来なかったが、川崎のはしゃぎぶりが少年のようで
こちらまで嬉しくなった。

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