もうひとつの誕生日

2010.05.14


5月14日

1976年5月14日。東北学院大学ミュージック・ソサイアティ“春の
コンサート”、仙台歯科医師会館にて、ハウンドドッグ初のステージ!
俺がドラム&ヴォーカル、ギター高橋良秀、ベース玉手ヨシヒロの三人
バンド“衝撃のステージ”。
何が衝撃って、一曲目二曲目とロックンロールのスタンダードナンバー
「ブルー・スウェード・シューズ」「ジョニー・ビー・グッド」、続いて
間髪入れず三曲目はストーンズの「ホンキー・トンク・ウィメン」
この時点で演奏時間は10分たらず、バンドの持ち時間は30分、残り
時間は延々とオリジナル・ブルースをひたすら・・
滑り出しはビートの利いたナンバー連発で実にタイトに決めていたのだが
20分ちかくブルースを演奏して行くうちにギターのチューニングが怪しく
なってきた、おまけに興奮して弾いていたので弦が1本・・2本と切れて
しまい、エンディングは散々だった。
もう30数年前のことだけど、昨日のように鮮明に覚えている。
あの緊張感、ひたむきさ、そして充実感、あの日が全ての始まり。
そして、あの日の体験と感覚がずっと俺を突き動かしてきた。
やっぱりロックンロール最高なのだ!

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