卒業

2020.04.15


4月14日

13日は“春の嵐”だった・・
爆弾低気圧により全国的に大荒れ模様、強風に大雨
そして吹雪いた所もあった。
これが真冬だったら、東京もガツンと雪が積もったかもしれない。
東京も昼すぎあたりは叩きつけるような雨だった
しかも一日中気温が上がらず、04月中旬だというのに
10℃を少し越えたあたりだった。
夜は6〜7℃まで下がってまさに“鍋日和”だったりして。

NHK-BSプレミアムにて13時より映画「卒業」をやっていて
ついつい見入ってしまった。
もう何回見たか分からないが、いつ見ても新鮮なのだ。
1967年に公開され、ダスティン・ホフマンを一躍スターダムへと
押し上げた伝説の作品。
4Kデジタルリマスター版としての復活!
1967年といえば「俺たちに明日はない」も公開されていて、
アメリカ映画史にとって転換期となった年なのだ。
いわゆる“アメリカン・ニューシネマ”の代表作となった二つの作品。
それまでのハリウッドの「強く、正しく、美しく」ではない、
権力や社会に媚びないアウトローたちが主人公となり、
お決まりのハッピーエンドでは終わらないというスタイルが
主流となった。
そして何と言っても、サイモン&ガーファンクルの楽曲がキラリと光る。
「サウンド・オブ・サイレンス」「ミセス・ロビンソン」
「スカボロ・フェア」などなど。
今見てみると、あの有名なラスト・シーンも、あの頃とは
解釈が違って来たりする。
それはそれで“大人”になったということか。
オープニングとエンディングに流れる「サウンド・オブ・サイレンス」が
あまりにも印象的だ、美しすぎるメロディに乗せた
“人間はみな暗闇に囚われて誰も理解し合えていない”の歌詞が
胸に痛いぜ・・

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