また野球の神様が・・
2020.02.12
2月11日
南海(現ソフトバンク)で戦後初の3冠王に輝き、南海、
ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也さんが亡くなった。
ちょうど仕事へ出かけようと支度をしている時に、
テレビ画面の“ニュース速報”にて訃報が報じられた。
“壁くらいには使えるだろう”と投球練習用の捕手くらいの評価で
テスト生として入団。
それがパリーグを代表するスラッガーになり、弱小球団を
常勝チームにまで押し上げた名監督となった。
残念ながら自分の記憶にはあまり現役の姿は浮かんできませんが
出場試合数、本塁打数、安打数、打点はいずれも歴代2位という
大変な記録を持っている。
当時は、パリーグの中継が少なく、どうしてもセリーグより
認知度は低かった、“人気のセ、実力のパ”などと呼ばれた時代だった。
長嶋さん王さんに強烈なライバル心を燃やし、
「王や長嶋がヒマワリなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草」
という有名なコメントを残した。
監督として歴代5位の勝利数1565、そして凄いのは負け数が
1563というところだ、いかに長く監督をやられたかということだ。
数々の名言
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
「失敗と書いてせいちょう(成長)と読む」
「心が変われば人生は変わる」
などは、野球だけでなく現代を生きる人間にも当てはまる
格言と言えよう。
また昭和の偉大な野球人が逝ってしまった。
ご冥福をお祈りいたします。