読破!!

2019.05.31


5月31日

米国で最も有名な日本人アスリートだった男の物語
“1964年のジャイアント馬場”の単行本を先日やっと読み終えた。
なにせ全編700ページ強という、なかなかの読み応えでありました。
俺が小学校の頃(かなり古いっす・・笑)、メジャーなスポーツといえば
野球にプロレスにボクシングだった。
プロ野球は巨人戦一辺倒だったし、ボクシングのタイトルマッチが
あればほとんどの人がテレビに釘付けだったり、そんな中で
プロレスは毎週金曜20時から日本テレビで生中継を行っていた。
毎週、時間内にきっちり終了するというのも、いまとなっては
驚異的?なことだ。
プロレスを日本に広めたのは力道山、そしてプロレスを
人気スポーツに押し上げたのはジャイアント馬場に他ならない。
1960年代、アメリカ武者修行時代でいかに強かったか、
そのままアメリカで活動をしていたら間違いなく“スーパースター”
になっていたであろう!
しかし、力道山に日本に呼び戻され、その後「全日本プロレス」を
立ち上げて隆盛へと導く。
時代は流れ、日本のプロレス界は「新日本プロレス」の台頭があり、
群雄割拠の時代へ。
プロレスラーとしてのジャイアント馬場、そして全日本プロレスの
経営者としての馬場正平の光と影が余すところなく書き記されている。
ブルーノ・サンマルチノ、ザ・デストロイヤー、キラー・コワルスキー、
カール・ゴッチ、などなど往年の名レスラーとの話には心踊らされた。
いまさらながら、名前からしてもそうだが、誰からも愛され
心も体もスケールの大きな人だったのだ。

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