小説 代償

2017.11.29


11月28日

月に2回程度、番組出演のために大阪へ行っている。
移動時間をどう有意義に過ごすか、見たかった映画を
DVDにてゆったりと、もうひとつは読書である。
いつも使う駅構内の本屋さんに、たまに本屋さんの
おすすめの一冊があったりする。
以前にもここでおすすめだった一冊をブログで
紹介したこともあった。
ついこの間、“一押し”だった一冊を購入する。
伊岡瞬さんの「代償」、これが面白かったいや面白すぎた。
読み始めると止まらなくなってしまった。
ドラマの撮影中で台詞を覚えなくてはいけないのに
ついつい本を読んでしまう。
こりゃまいった、こりゃたまらん・・
“同じ家で育った二人の少年。一人は弁護士に、
そして一人は犯罪者になった。” 
胸くそが悪くなるような、身の毛がよだつような、
そんなワルがいるのだ。
そんな“悪の化身”と戦う弁護士は実に平凡な男なのだ。
でもそんな悪いヤツは世の中にはたくさん居るのだと思う。
そして、その平凡でひ弱な男はもしかして“自分たち”
そのものかもしれない。
とにかく、最初から最後まで息もつかせぬ展開
極上のサスペンスです。

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