もう二年

2013.03.12


3月11日

あの3月11日から、今日で早くも2年になる。
いまだ復興とは名ばかりで、遅々として進まない状況に
もどかしさばかりを覚えます。
そして、まだ30万人以上の方が不自由な避難生活を続けています。

伊集院静さんの言葉
「わずかな手しか差しのべることと、祈ることしかできないけれど、
それが何より、人間が成す美しい行動であり、命の尊厳をわかって
もらえることだと私は思う」
その言葉に胸を打たれました、そして、目を覚まされる思いです。

無力さを知ったからこそ、自分にしか出来ないことがあると教えられた。
寄り添うことしかできないけれど、そこから繋がるということを初めて
知った。
忘れることは仕方ないことだけれど、忘れさせない努力は必要だと
思います。
風化させないことは、すなわち“復興の願い”を風化させないこと
なのだ。
問題も課題も山積みだけれども、一歩づつ一つづつ、着実に進める
しかない。
何年かかっても、あの美しいふるさとが立ち直るまで、出来ることから!

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