偉大なるロックシンガー・・
2012.10.28
10月28日
偉大なるロックシンガー桑名正博さんが逝ってしまった・・・
7月15日未明に自宅で倒れ、脳幹出血で意識不明の状態が続き、
入院104日目の26日息を引き取った。
59歳というあまりにも早すぎる訃報に言葉も出ません・・
洋楽一辺倒でバンドをやっていた高校時代、日本語でもロックは
出来ると時代を切り拓いてくれた、東のキャロルに西のファニー
カンパニー、熱狂の中で必死でコピーしたものだ。
矢沢永ちゃん率いるキャロル、その強面とはウラハラに
スィートなラヴソングが多かった。
桑名まさやん率いるファニーカンパニーは関西弁を駆使しての
社会派のナンバーが多かった。
一度、日比谷野音で見たファニカンは滅茶苦茶不機嫌な
“まさやん”が吠えるように歌っていてまるでカミソリの
ようだった、格好良かった。
岡山・蒜山高原のイベントの前夜、ふたりでスッポンポンで
サウナに入ったこと。
「カヴァーしようよ」という番組で二人で堺正章さんの
「さらば恋人」を振り付けつきで歌ったこと。
雑誌の対談のあと、いきなり原田芳雄さんの家へ連れて行かれ
バーボンをしこたま飲まされたこと。
「J-POP青春の‘80」に出演された時「新幹線の時間がせまってる
んや」と言いながら、たくさん喋ってくれて大幅に時間をオーバー
してしまったこと。
どれもこれも俺にとって宝物のような思い出です。
こんなに歌の上手いロックシンガーはもう出て来ないと思います。
“まさやん”あなたが残した功績は永遠です。
お疲れ様でした、ゆっくり休んで下さい。