オリンピックの身代金

2009.03.13


3月○日

大好きな作家のひとり、奥田英朗さんの最新作「オリンピックの身代金」
をやっとこさ読破。実に面白かった!
仕事の空き時間、移動中の車や新幹線の中、ちょいとスタバあたり
でのショートブレイク時、むさぼるように読み漁った。
何しろ500ページという、俺にとっては大変な長編小説。
昭和39年夏、オリンピック開催に沸きかえる東京、開催妨害を企む
孤高の若きテロリストと警視庁刑事たちとの戦いを熱く描いた、著者
渾身の3年ぶりの長編作品。
彼の作品の中で夢中で読んだ、『最悪』や『邪魔』を彷彿とさせる、
何人かの登場人物が、それぞれの時間軸の中で、ストーリーがシンクロ
してゆくスリリングで息をもつかせぬ展開!
『空中ブランコ』、『サウスバウンド』、『ララピポ』などなど映画化
された作品も多いから、これも映画化されるのかなあ?でも、とても
2時間やそこらでは、おさめられないから、ぜひ「3部作」あたりに
してもらいたいぜ!

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